如儡子のことば、小学生に

●府中市立小柳小学校の『小柳小だより』(平成29年2月28日発行)
に『可笑記』の作者、如儡子のことばが紹介されていた。

副校長 宮内和夫

1年の締めくくりです

5 年生が 2 月 20 日から 5 日間、あいさ
つ運動に取り組みました。小中連携の一
環で府中第六中学校からも中学生が来て
くれました。さて、「元気よくあいさつ
ができること」の次はどのようなあいさ
つの力を身に付けていけばいいのでしょ
うか。
「礼儀と云うは、むかいの人によってお
こない、時にしたがっておこなう、万事
一ぺんに心得べからず」(如儡子『可笑
記』)の教えにあるように、礼儀という
のは、相手が誰で、どのような状況にあ
るかに応じて行うものであり、決してい
つでも同じように行えばよいというもの
ではありません。
例えば、廊下でお客様と会いました、
この場面では「こんにちは」でも、会釈
や黙礼でもいいのです。先生と廊下です
れ違ったときはどうでしょうか?この日
初めて会ったのなら「おはようございま
す」「こんにちは」が言えるといいです
ね。そうでなければ会釈、目礼で十分で
す。
“目礼”は、黙っていても心が通じる、
呼吸、タイミング、そして、深い信頼関係
がなければ成立しないコミュニケーション
です。4 年生以上はぜひあいさつ上級者を
目指してみてはどうでしょうか。・・・・・・

■『小柳小だより』

投稿者:

fukaaki

近世文学、特に、仮名草子、近世日記文学を研究している。 昭和女子大学に勤務していたが、定年退職。現在、同大学名誉教授。 仮名草子は、特に、如儡子・斎藤親盛を研究。日記文学では、井関隆子の研究をしている。