『城市郎文庫目録』完成

●今日の朝日新聞によると、城市郎氏のコレクションを所蔵する明治大学図書館で目録が完成したという。目録には、9237冊の発禁本関係書を収録しているという。城市郎氏は、昨年、94歳で御他界なされた由。

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城市郎 【ウィキペディア】
城 市郎(じょう いちろう、1922年 – )は、発禁本の蒐集、研究家として知られる。「発禁本」などの著書がある。
略歴
1922年、仙台生まれ。1937年、読売新聞社に入社し、正力松太郎の秘書を務めたという。1943年に召集を受け、南方で敗戦を迎え、1946年に復員した。
会社勤めの傍ら、古書の蒐集を行っていたが、1956年、書痴・斎藤昌三を訪ね、発禁本の蒐集、保存を勧められた[1]。以後は好色本から左翼思想書に至る発禁本のコレクションに専念した。
1965年に「発禁本」(桃源社)を刊行し、以後も発禁本に関する書を多数刊行。コレクションは1万点を優に超えるとされる[2]。
2011年、蔵書約7000点を明治大学に寄贈した[3]。
著書
発禁本(1975年)
続・発禁本(1975年)
発禁本 明治・大正・昭和・平成 城市郎コレクション(別冊太陽、1999年)
城市郎の発禁本人生(別冊太陽、2003年)
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●実は、城氏の著書の『発禁本』『続・発禁本』は、桃源社から発行された。この本には、大量の発禁本の写真が収録されているが、これらの写真は、全て私が原本から複写したものである。当初は私のニコンFを使用していたが、余りに大量ゆえ、会社でカメラ、マイクロレンズ、複写台を購入してもらって、複写した。原稿は専務の八木氏が貰ってきて、編集は私達が担当した。まだ、城氏は知られていない頃であり、これに、いち早く着目した八木氏は大したものだと思う。また、八木氏は造本にも造詣が深く、編集長の森本氏と協力して、特別装丁の限定本をよく出した。次に掲げるのは、現在、古書店に出ている、その特別装丁本である。
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発禁本
けやき書店
東京都千代田区神田神保町 ¥29,160
城市郎、桃源社、昭40・3、2冊揃
限50函外函 総革装三方金 正巻/ペン署名入 続巻/毛筆署名入 函少シミ有 外函題字著者名書込
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。■朝日新聞 2017年5月20日

投稿者:

fukaaki

近世文学、特に、仮名草子、近世日記文学を研究している。 昭和女子大学に勤務していたが、定年退職。現在、同大学名誉教授。 仮名草子は、特に、如儡子・斎藤親盛を研究。日記文学では、井関隆子の研究をしている。