日本の大学所蔵特殊文庫データベース

●今日、ネット検索していて、次のようなデータベースが出ていることに気づいた。「日本の大学所蔵特殊文庫データベース」で、これは、ドイツの日本研究所で作成し、書籍としても出版されている。

●実は、鹿島則文の「桜山文庫」を検索して分ったことである。日本の大学図書館にアンケート調査をして、その結果に基づいて作成したという。具体的な書目までは、たどり着けないが、蔵書活用の手がかりになる。
●なお、もう少し具体的な書目の参考になる目録は、私が作成し、発表している。研究者は、これらを手がかりに、オリジナルに接近して、活用して欲しい。
◎『近世初期文芸』第25号・26号、平成20年12月、21年12月。
『桜山文庫目録 和書之部』上下、――付、昭和女子大学図書館所蔵「桜山文庫」について――
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ドイ ツ‐日本研究所の研究プロジェクトの一つとして、日本の大学図書館所蔵の特殊コレクション(特殊文庫)の情報をデータベース化しまし た。特殊コレク ションとは、歴史的人物や著名な人物が生前に収集した図書・資料、あるいは、ある人物やテーマに関連した図書・資料を一まとまりのコレクションとして収蔵 しているものなどをいいます。その人物やテーマを研究する上で、また、その人物が専門とした分野の研究において、貴重な資料を提供するものです。
本データベースには、2000年9月に全国の大学図書館627館を対象に実施したアンケート調査(回答率40%超)と2004年4月までの追加調査を基に 作成された、142か所の図書館(分館や研究室も含む)の特殊コレクション734件の解題が収められています。
本プロジェクトは、全国の大学図書館関係者のご協力のもとに、内外の研究者が日本の大学所蔵の特殊コレクションについての情報を包括的・体系的に得ること ができるよう企画されました。
なお、本データベースの内容は、下記の通り本としても出版されています。
『日 本の大学所蔵特殊文庫解題目録 -ドイツ語・日本語併記-』
(ドイツ‐日本研究所文献目録シリーズ8)
マティアス・コッホ著、2004年、iudicium出版社、ミュンヘン、LI+854頁、ハードカバー、ISBN 3-89129-400-X
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桜山文庫
関東地方 | 昭和女子大学図書館
桜山文庫(鹿島則文)
近世後期の国学者、神官の鹿島則文(かしま のりぶみ、号:桜宇 おうう、1839–1901)の旧蔵書6,728冊(和書)からなる。近世の写本・刊本や、橘守部(たちばな もりべ、1781–1849)、平田篤胤(ひらた あつたね、1776–1843)、賀茂真淵(かもの まぶち、1693–1769)、狩谷【エキ】斎(かりや えきさい、1775–1835)などの近世後期国学者の書き入れ本や旧蔵書が含まれる。
鹿島則文は鹿島神宮大宮司の鹿島則孝(かしま のりたか、1813–1892)の長男として生まれた。1863年に鹿島に文武館を設立したが、尊王思想を唱えて幕府の忌諱に触れたため、八丈島に流された。1869(明治2)年赦免帰国。1873年から鹿島神宮大宮司を、1884年から1898年まで伊勢神宮大宮司を務めた。また神宮皇学館(皇学館大学の前身)の拡充や、『古事類苑』の出版などに尽力した。
本文庫の目録として『桜山文庫目録』が作成されている。事項:
Nationale Schule (Kokugaku); 伊勢神宮大宮司; 国学; 宗教史、日本の; 平田篤胤; 日本の宗教史; 日本の歴史; 日本の近世史; 橘守部; 歴史、日本の; 歴史、日本近世の; 狩谷[[牒]]斎; 神道; 賀茂真淵; 近世史、日本の; 鹿島則孝; 鹿島則文 鹿島神宮大宮司
専門分野:
哲学 宗教学
所蔵機関:
昭和女子大学図書館
〒154-8533 東京都世田谷区太子堂1-7-57
Tel.: 03-3411-5128
Fax: 03-3411-5728
http://www.swu.ac.jp/library/
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投稿者:

fukaaki

近世文学、特に、仮名草子、近世日記文学を研究している。 昭和女子大学に勤務していたが、定年退職。現在、同大学名誉教授。 仮名草子は、特に、如儡子・斎藤親盛を研究。日記文学では、井関隆子の研究をしている。