酒井若菜より渡辺京二様へ

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(あなたへ 往復書簡)1通目 酒井若菜より渡辺京二様へ 歴史小説から夢・希望取り戻す
2017年8月5日05時00分

 初めまして。酒井若菜と申します。拝啓も前略もなくこの手紙を書き始める無礼をお許しください。

 渡辺さんの著書、拝読しております。少しずつではありますが、これからも読み進めていく所存です。

 私が歴史に興味を持ったのは、20代の半ばでした。当時、私は体調を崩し、芸能活動を約1年間休業し…
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●朝日新聞の、今回の〔あなたへ 往復書簡〕を、面白く読んだ。酒井若菜氏の第一書簡を読んで、牽き付けられた。女優でありながら、入院したとは言え、友人から勧められたとは言え、司馬遼太郎をほぼ全部読んだ、という。私は、ここに牽き付けられた。津本陽も、池波正太郎も次から次へ読んだと言う。
●私は、このような読書の仕方をする人を尊敬する。大学生でも、時々、このような学生がいた。漱石は全集を読みきりました。このような読者こそ、作家は歓迎していると思うし、それでなければ、その作家はわからないだろう。
●私は、それが出来なかった。蔵書でも、特定のもの以外、全集はそろえない。読みたいものだけ購入した。後ろめたいけれど、そのような方式だった。
●これに対して、渡辺京二氏の対応もよかった。謙遜し、正直に返信していた。酒井氏と共に、尊敬する。

投稿者:

fukaaki

近世文学、特に、仮名草子、近世日記文学を研究している。 昭和女子大学に勤務していたが、定年退職。現在、同大学名誉教授。 仮名草子は、特に、如儡子・斎藤親盛を研究。日記文学では、井関隆子の研究をしている。