ノーベル文学賞受賞、イシグロ氏

●今年のノーベル文学賞は、村上春樹氏ではなく、イギリス在住の、カズオ・イシグロ氏に決った。翻訳と言えば、なんと言っても、早川書房である。驚いたのは、早川書房の副社長の、早川淳氏の結婚の時の媒酌人は、イシグロ氏御夫妻だという。淳副社長は、イシグロ氏について、

「酒もコーヒーもまったく口にせず、自分の言葉が世界に伝わることを意識して発言をされる」人だと語っている。【朝日新聞より】
ノーベル文学賞受賞者に、媒酌人をしてもらったとは、それほど、この出版社はイシグロ氏を大切にし、深い関係を交わしていたのである。
●島本昌一先生の、媒酌人は、法政大学教授、近藤忠義先生御夫妻だった。さらに言えば、私達の結婚の時の媒酌人は、法政大学教授、林田不二生先生御夫妻だった。媒酌人は、当人にとって、一生感謝して、節目節目で御報告して、生き方を確認して頂く存在である。早川淳氏は、素晴らしい人生を頂いたと思う。島本先生も、私も同じである。
■カズオ・イシグロ氏 【朝日新聞 デジタル より】

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fukaaki

近世文学、特に、仮名草子、近世日記文学を研究している。 昭和女子大学に勤務していたが、定年退職。現在、同大学名誉教授。 仮名草子は、特に、如儡子・斎藤親盛を研究。日記文学では、井関隆子の研究をしている。