出版と図書館

●文藝春秋の社長が、図書館での文庫本の貸し出しを中止するよう、全国図書館大会で要請した。以前には、新潮社かどこかの社長が、ベストセラーの本の貸し出し制限について、要請を出したように思う。出版界も苦境に苦しんでいるのは解るが、図書館の活用を制限する、という考えは、いかがなものであろうか。

●私は、基本的には、読書を制限しない方向に進めるべきだと考える。出版界は、もっと大きな視点で、社会に貢献すべきではないか、そんなふうに思う。ネットでは、こんな状況である。

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■文藝春秋の社長「図書館で文庫本を貸し出さないで」→さらに衰退するだけでは?そもそもデータは?などの意見
現時点の意見をまとめました。
「文庫は自分で買うという空気が醸成されることが重要」と、13日の全国図書館大会で訴えるという。
■じゃあ読まなくていいやになって衰退しそう
■文庫は図書館よりも電子書籍とかに奪われてると思うんだけど……そのあたりどうなんだろ
■図書館でも借りるし自分でも買うし、増えたらブックオフに売っています。
■ この社長、本好きの人の気持わかっていない。自分にとって必要な本は手元に置きたいもの。
■本の売上減少と図書館での貸出の関係について
「確たるデータはないが、近年、文庫を積極的に貸し出す図書館が増えている」→データがないなら話にもならないんじゃないかな。
■『データはないが』そこはデータとろうよ。販売モデルのまずさの責任を図書館にすりつけるなや…。
■文庫の売れない理由は図書館じゃなく、スマホとの競合に負けているからで、そこをなんとかしないと図書館の貸出禁止しても売上なんて伸びないし、むしろ「本を読む慣習」を阻害して書籍全体の売上の首を絞めるだけでしょう
■RT もし図書館が原因なら、06年(前後)以降の図書館文庫貸し出し件数が増えていなければおかしい。
因果関係も分からないのに公共サービスにいちゃもんを付けて止めさせようとする……。
そういう体質だから、売り上げ下落の一途なんじゃないの……?
■金持ち以外は本も読めない世界に、出版社自ら足を踏み入れるのか……。
私は本という媒体が好きだし、図書館のお陰で本が好きになった。
「文庫本は自分で買う」って簡単に言うけれど、生徒の頃、そうそう本は買えなかったから、図書館頼りだった。自分で買っていたら、あの読書量は無理だ。
■あくまでも仮にだが、図書館のせいで(常に)売り上げが減少しているとして。
・図書館は以前から存在しているのに、売り上げが近年落ちてきた理由をどう考えるのか。どう対策しているのか。
・「公共の福祉」に私企業が儲からないという理由で、手を突っ込んで良いと考えているのか。
■日本の出版業界は電子書籍にも消極的で、結果Amazonに市場を取られた。
未だに電子書籍は本より遅いのが通常。
ちなみに文藝春秋は、驚くべき事に電子版の方が高いらしい。
営業努力も、マーケット分析もせずに、公共の福祉に文句を付けるとは……自滅の道を辿っているようにしか見えない。
■ 図書館で文庫の貸出割合が高いのは単行本が重いからだろ。言いがかりレベルだな
■ありえん。断固反対。本が売れなくなったのは図書館のせいじゃなく、古いビジネスモデルに頼る出版社がネット時代に適応できてないだけ。
■図書館は小学生も貧しい人も等しく知識に触れられる貴重な場。人は等…
■「若者の~離れ」がテンプレになって久しいが読書離れが一番深刻なのは高齢者という現実 。
■『文庫本「図書館貸し出し中止を」 文芸春秋社長が要請へ』
僕は小学生の頃市民図書館でハヤカワSFを片っ端から読んで読書マンになったので文庫本貸すことにはメリットのほうが大きいんじゃないの。本が売れないのはそこが問題なわけじゃないよ
■公共図書館への書籍の売上はかなりの額になると思うのですがそれさえ、みすみすフイにするつもりなんですかねぇ・・・
■「本が売れぬのは図書館のせい」というニュースを見たのでデータを確かめてみました
出版不況の一因は、無料で本を貸し出す図書館にある? 林智彦氏がデータをもとに解説します。
図書館で文庫本を貸出禁止にしたらどうなる?
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投稿者:

fukaaki

近世文学、特に、仮名草子、近世日記文学を研究している。 昭和女子大学に勤務していたが、定年退職。現在、同大学名誉教授。 仮名草子は、特に、如儡子・斎藤親盛を研究。日記文学では、井関隆子の研究をしている。