〔笑う門には福来る〕

さいたま市立与野図書館  平成29年10月 


期間 2017年10月3日(火曜)から10月29日(日曜)まで

会場 与野図書館 展示コーナー
内容  ”笑う門には福来る”の意味は笑っていればその家庭には自然と幸福が訪れるということ。
 そこで今月は、著名人の面白いエピソードや笑いの歴史などの本を集めました。
 皆様にも幸福が訪れますように。(ブックリストはこちらです)

【ブックリスト】

■旗本夫人が見た江戸のたそがれ ~井関隆子のエスプリ日記~           深沢秋男 著 文藝春秋 2007年
文化十一年(1814年)頃、納戸組頭の職にあった井関親興の後妻に入った井関隆子が記した日記から、当時の江戸の様子を読み解く。主婦の座も譲り、どうにも手持無沙汰で仕方がない、些細なことでも気になることは書きとめないとどうにもスッキリしないという気持ちから書き始めた日記には、世に出た優れた書物にはない”本音”の部分が見えて面白い。

■江戸前で笑いたい ~志ん生からビートたけしへ~ 高田文夫 編 筑摩書房 1997年
「東京の笑いの原点は落語だ」。ということで笑いに造詣が深い放送作家高田文夫氏と、笑いに対してツウと呼ばれる文化人たちが、落語を中心に東京の喜劇人を振り返る。

■シワの数だけ愛をこめて アーマ・ボンベック 著 主婦と生活社 1998年
全米で大人気のユ―モアコラムニスト、アーマ・ボンベックが日常の身近な出来事をユーモアたっぷりに書き記した傑作選。アメリカと日本の生活習慣の違いから、ユーモアの伝わりにくい話も掲載されていますが、それでもついニヤニヤしてしまうので、周りに人がいないのを確認してから読むことをお勧めします。

■あれもうふふこれもうふふ ~暮らしのなかの笑いさがし~ 伊奈かっぺい 著 草思社 2006年
マルチタレント伊奈かっぺい氏の自伝的笑いの哲学書。原点は20代からつけ始めた日記。その日記には天候だとか当たり前のことは書かず、その日にあった楽しいこと、面白いことだけを書く。もし楽しいことがなければ何か楽しいことを考えて・・・例えば、電話はあるが、かかってくるわけではない。ならばと自分の電話で自分の電話番号にダイヤルしてみる。当然話し中の音が
鳴る。ずっと独りで、誰とも話をしてないはずなのに自分の電話はいつも話し中。いったい誰と話しているんだと想像し日記に書いてみる。と、ここまでするとやりすぎかもしれませんが、本書には「うふふ」となってしまうような出来事が満載です。

他に

■泣いて笑って遺言川柳 UFJ信託銀行 幻冬舎 2004
■漱石のユーモア 張 建明 講談社
■文芸漫談 いとうせいこう/奥泉光/渡部直己 集英社 2000
■癒しのユーモア 柏木哲夫 三輪書店 2001
■天皇家のユーモア 「女性自身」皇室取材班 光文社
■落語にみる江戸の食文化 旅の文化研究所 河出書房新社 2000

さいたま市中央区下落合5-11-11 TEL 048-853-7816 FAX 048-857-1946  
平成29年10月

投稿者:

fukaaki

近世文学、特に、仮名草子、近世日記文学を研究している。 昭和女子大学に勤務していたが、定年退職。現在、同大学名誉教授。 仮名草子は、特に、如儡子・斎藤親盛を研究。日記文学では、井関隆子の研究をしている。