笑いの本

●与野図書館で、10月は〔笑う門には福来る〕の展示コーナーを設けて、何と、そのブックリストに拙著を入れてくれた。私は、この文春新書を笑える本とは、思ってもみなかったが、出来るだけ多くの人々に楽しく読んで貰える様に書いた。それが、底流にあって、ハタからみると面白い本になっているのかもしれない。

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【ブックリスト】
■旗本夫人が見た江戸のたそがれ ~井関隆子のエスプリ日記~     深沢秋男 著 文藝春秋 2007年
文化十一年(1814年)頃、納戸組頭の職にあった井関親興の後妻に入った井関隆子が記した日記から、当時の江戸の様子を読み解く。主婦の座も譲り、どうにも手持無沙汰で仕方がない、些細なことでも気になることは書きとめないとどうにもスッキリしないという気持ちから書き始めた日記には、世に出た優れた書物にはない”本音”の部分が見えて面白い。
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●笑いとは、そのようなものかも知れない。当人が、真面目くさって語れば、語るほど、面白いのかも知れない。今、衆議院選挙活動の真っ最中、候補者の話すのを聞いていて、実に面白い。ああ、面白い。

投稿者:

fukaaki

近世文学、特に、仮名草子、近世日記文学を研究している。 昭和女子大学に勤務していたが、定年退職。現在、同大学名誉教授。 仮名草子は、特に、如儡子・斎藤親盛を研究。日記文学では、井関隆子の研究をしている。