『広辞苑』 第7版 発行

『広辞苑』10年ぶりに改訂 第7版 発行


2017年10月24日

10年ぶりに改訂された『広辞苑』岩波書店が24日、都内で会見を行い、中型の国語辞典『広辞苑』の第七版を来年1月12日に発売すると発表した。「スマホ」「ツイート」「朝ドラ」など、第六版刊行後に収集した10万語の候補項目の中から厳選し、現代生活に必須の新語1万語を追加で収録している。
1955年に初版を刊行して以降、「国語+百科」辞典として、今や国民的辞典と呼ばれるまでに広く浸透している『広辞苑』。今回、2008年の第六版の改訂から約10年ぶりの大改訂となり、収録語も新たに1万項目追加、140ページ増加となったが、製本機械の限界である8センチに収まるように用紙を開発し、厚さは第六版と変わらない。
普通版と2分冊の机上版の2つが販売され、来年の6月30日までそれぞれ8500円(普通版 以降は9000円)、13000円(机上版 以降は14000円)という完成記念特別価格を設定。第六版まで販売されていたDVD-ROM版は、岩波書店からの発売を見送る方針だといい、同社常務取締役の桑原正雄氏は「紙は今の時代だからこそ残していかなければいけない。DVD版も協力してくださるところから出る可能性はあるし、電子辞書とスマホは別途検討します」と説明した。  【朝日新聞 デジタル より】
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●発行部数は、第3版の260万部を頂点に、右肩下がりで、第7版は、机上版も含めて20万部発行を予定しているという。紙の辞典がネット媒体に押されて大変である。私が、実用国語辞典を編集していた頃は、初版20万部で、2年間で原価償却した。以後、年間20万部発行を続けたのである。紙の辞典は苦しいが、出版社には頑張ってもらいたい。紙の辞典は、ネットと違って、多くの利点がある。『広辞苑』。第7版の発売がたのしみである。

投稿者:

fukaaki

近世文学、特に、仮名草子、近世日記文学を研究している。 昭和女子大学に勤務していたが、定年退職。現在、同大学名誉教授。 仮名草子は、特に、如儡子・斎藤親盛を研究。日記文学では、井関隆子の研究をしている。