〔新日本古典籍総合データベース〕

国文研の〔新日本古典籍総合データベース〕

●今日の朝日新聞、夕刊で、国文研の〔新日本古典籍総合データベース〕公開について報じている。私は、以前、国文研のHPで、見て、明確な全貌は理解できなかったが、楽しみにしていた。国家予算を使う研究機関が、このような計画を打ち出して、とても感謝している。世界的な規模で、日本の古典籍が普及してゆき、活用され、研究が進むだろう。
●ただ、これは、現物の画像データであり、現物そのものではない。古典研究には、現物を直接見て調べることがとても重要である。昨年、私は『百八町記』の書誌調査を、大部分は、現物を見ないで実施したことがある。やはり、画像・複製では十分ではない。あくまでも、暫定的な結論しか得られなかった。この点は、今後の調査・研究では、十分留意しなければならない。
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日本古典籍のポータルサイト 正式公開へ 先人達の「知」に、だれでも・いつ・どこからでも簡単アクセス 国文学研究資料館(以下「国文研」)は、平成29(2017)年10月27日に、唯一の日本古典 籍のポータルサイトである「新日本古典籍総合データベース」を正式公開しました。 このデータベースは、国文研が長年蓄積した豊富な書誌(本の情報)と、国内外のさまざま な機関が所蔵する古典籍(江戸時代以前の書物)のデジタル画像を収録し、研究・教育の利用 は言うまでもなく、メディアや産業界、市民のみなさまにも広くご活用いただけるものです。 専門用語を知らなくても、多彩な方法で古典籍をさがすことができ、インターネットを通じ ていつでもどこからでも高精細な画像を見られるよう工夫しているため、だれでも気軽に古典 籍に親しむことができます。登録手続きは不要!タブレット、スマートフォンでも利用できます。 平成29(2017)年10月現在、約7万点の画像を公開しています。今後さらに拡大し、将来的 には30万点の古典籍全冊の画像を閲覧できるデータベースをめざします。
概 要
●名称:新日本古典籍総合データベース / Database of Pre-modern Japanese Works
●正式公開年月日:平成29(2017)年10月27日(金)
●公開データ:書誌 約60万作品、画像 約7万作品(約1000万コマ)
●公開URL:https://kotenseki.nijl.ac.jp/
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投稿者:

fukaaki

近世文学、特に、仮名草子、近世日記文学を研究している。 昭和女子大学に勤務していたが、定年退職。現在、同大学名誉教授。 仮名草子は、特に、如儡子・斎藤親盛を研究。日記文学では、井関隆子の研究をしている。