【自著を語る】 新・6  2018年2月13日

【自著を語る】 新・6  2018年2月13日

【26】仮名草子集成・21巻 共編
A5判、328頁、1998年3月20日、東京堂出版発行、定価18000円。編者 朝倉治彦 深沢秋男。
目 次
 例言 凡例
仮名草子集成 第二十一巻
 仮枕(写本、2冊) 解題
 奇異雑談(写本、2巻2冊)(上段)
 奇異雑談集(刊本、貞享4年刊、6巻6冊、絵入)(下段)
 刊本挿絵 解題
 写真

【27】仮名草子集成・22巻 共編
A5判、384頁、1998年6月25日、東京堂出版発行、定価18000円。編者 朝倉治彦 深沢秋男 柳沢昌紀。
目 次
 例言 凡例
仮名草子集成 第二十二巻
 祗園物語(寛永刊、2巻2冊) 解題
 京童(中川喜雲作、明暦4年、八文字屋五兵衛板、6巻6、絵入)
 京童あとをひ(中川喜雲作、寛文7年、八文字屋五兵衛板、6巻6、絵入) 解題
 清水物語(寛永15年刊、2巻2冊) 解題
  写真
●平成元年から10年間、朝倉先生の『仮名草子集成』に共編者として協力させて頂いてきたが、この年から、大学での職責が重くなり、定期的に諸本調査などの計画が立てられなくなり、この『仮名草子集成』に参加できなくなった。内心、朝倉先生に対して、申し訳ないと思っている。

【28】神宮々司拝命記 共編著
B6判、140頁、平成10年7月25日、編著者 鹿島則良・加藤幸子・深沢秋男、発行者 深沢秋男、非売品、自費出版。
目 次
  口絵写真 凡例
神宮々司拝命記 上
神宮々司拝命記 下
『神宮々司拝命記』書誌
鹿島則孝略伝
鹿島則文略伝
幕末から明治にかけての神社界と鹿島家(鹿島則良)
『神宮々司拝命記』と伊勢神宮
伊勢神宮拝観記(加藤幸子)
●平成5年6月13日、『鹿島則孝と『桜斎随筆』』が完成したのを機に、鹿島則幸氏のお子様、田中八栄子氏が来宅され、鹿島則孝・則文関係の資料、37冊を持参された。それは、以下の通りである。
◎雑記 全            1冊
◎厳桜舎詠草 上下        2冊
◎復古二年紀 上中下       3冊
◎飛鳥川附録、随筆別冊      1冊
◎詠草  則文          1冊
◎ 桜斎書牘集 教院録 四     1冊
       伊勢記 五     1冊
       〃   六     1冊
       皇典講 七     1冊
       究所記 八     1冊
       〃   九     1冊
       〃   十     1冊
◎弘化三丙午年正月十四日     1冊
 則孝 束着初之式
◎水戸家書類 全         1冊
◎桜斎家督記           1冊
◎幕府祈祷次第記         1冊
◎則文諸祝儀 全         1冊
◎末社遷宮記           2冊
◎都日記 上下          2冊
◎ 嘉永七甲寅年品川御台場へ    1冊
当宮御勧請仰付候次第
◎ 雑録 全(康安元年旧記)    1冊
◎ 万我津日の記 上下・附録    3冊
◎ 三月十七日差出拝借地預・・   1冊
◎ 御本宮之図(玉垣・御内陣之図) 1冊
◎ 辰十二月四日御内陣初而開扉   1冊
◎ 家茂将軍謁見記         1冊
◎ 幕府朱印改渡記         1冊
◎ 上京日記 単          1冊
◎ 旧幕府判物差出         1冊
本宮御印鑑御下り預
◎ 明治元年戊辰三月十五日     1冊
勅祭祝詞写
この、合計37冊であった。いずれも幕末の社会や伊勢神宮と鹿島神宮大宮司家との関係を知る上で興味深い資料である。しかし、これを出版社に依頼して出版する事は、様々な点で困難が伴う。そこで、『桜斎書牘集』の中の『伊勢記』2冊(『神宮々司拝命記』)を取りあえず出版して世間に知ってもらい、全資料の刊行へつなげようと計画した。
●共編著者の鹿島則良氏は、鹿島則幸氏の御子息で、現在の鹿島神宮の宮司である。加藤幸子氏は、昭和女子大学図書館の研究員で、昭和61年9月に「桜山文庫」が鹿島則幸氏から昭和女子大学へ一括譲渡された時、全蔵書を整理された方である。『神宮々司拝命記』の本文は、加藤氏が翻字した原稿を私が確認して仕上げた。鹿島則良氏には鹿島家と幕末明治の社会との関りを執筆して頂いた。このような事情で三者の共編著とした訳である。
●ところで、この『神宮々司拝命記』に関して、私のホームページ「近世初期文芸研究会」の中の「鹿島則文と桜山文庫」の項に「この本を必要な方には送料のみ送ってくれれば、無料で差し上げます。」と3年間ほど掲示しておいたけれど、申込者は1人も無かった。
●現在は『神宮々司拝命記』の本文のみは、前述のHP「鹿島則文と桜山文庫」の中と、もう一つ菊池真一氏の運営する「J-TEXTS(日本文学電子図書館)」の中に公開している。

【29】桜斎随筆 第1巻 共編?
B5判、422頁、平成12年11月10日、復刻版発行、発行者 阿部修、発行所 ㈱本の友社、定価は第6巻の奥付に記載。
第1巻 目次
鹿島則孝略伝
鹿島則文略伝
『桜斎随筆』書誌
 凡例
 判読未詳部分等の注記
 本文目録
 本文複製
  第1冊(巻1上)
  第2冊(巻1下)
  第3冊(巻2上)
  第4冊(巻2下)
付記
●この本の奥付を見て私は唖然とした。どのような性質の本であろうか。私は本が発行されて初めて奥付を見た。編集者は奥付の校正を私に見せなかった。『桜斎随筆』は誰の著作であろうか。その著作を誰が編纂して出版したのだろうか。出版社の宣伝広告を見たら、私は監修者になっていた。私は、監修者になるような大人物ではない。この本を出すために、身を粉にして労働したのである。
●私は、この鹿島則孝の残した膨大な記録を後世に伝えるために、長年苦労を続けてきた。この第1巻に収録された原稿は全て私が執筆したものであり、複製の原稿も私が作成したものである。私はこの本文の版下原稿を作成するために、新しくリコーの複写機IMAGIO MF2230をリースで導入し、3ヶ月以上の時間を投入して仕上げたのである。にもかかわらず、この本の奥付には、〔鹿島則孝〕の名も〔深沢秋男〕の名も記されていない。
●この本は、第1巻から第6巻まで、第1回配本として、一挙に発行された。早速、出版社に連絡して、これでは第2回配本以後は出版させない、と厳重に抗議した。また、「復刻版」といのもおかしいので、「複製」に改めるよう注意した。幸い第2回配本以後は、普通の奥付になった。まず、この異常な奥付について説明しておく。

【30】桜斎随筆 第2巻 共編?
B5判、378頁、平成12年11月10日、復刻版発行、発行者 阿部修、発行所 ㈱本の友社、定価は第6巻の奥付に記載。
第2巻目次
 凡例
 判読未詳部分等の注記
 本文目録
 本文複製
  第5冊(巻3)
  第6冊(巻4)
  第7冊(巻5上)
  第8冊(巻5下)

投稿者:

fukaaki

近世文学、特に、仮名草子、近世日記文学を研究している。 昭和女子大学に勤務していたが、定年退職。現在、同大学名誉教授。 仮名草子は、特に、如儡子・斎藤親盛を研究。日記文学では、井関隆子の研究をしている。