〔顔のふしぎ研究会〕

〔顔のふしぎ研究会〕
2018.11.14 Wednesday

●今年の昭和女子大の秋桜祭のレポートの中に、面白い報告があった。記者は、心理学科の加藤さん。

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昭和学報

【秋桜祭】文字が人の顔に見えませんか?「顔のふしぎ研究会」
 昭和女子大学 心理学科 木村あやの研究室は今回の秋桜祭で、「顔」の認知がもつ特別性をテーマに展示を行いました。

 同じ3つの「点」でも並び方だけで人間はそれを「顔」として認識してしまい、表情まで勝手に読みとってしまいます。例えば、(ッ)という文字が、いったん人の顔に見えてしまうとそれ以降は顔にしか見えなくなりがちです。他にも、顔にみえる並びのほうが赤ちゃんが好んで注目するなど、「顔」の持つ特別性について心理学的に考えていくことが、この展示の目的でした。

▲洗面所にあった「顔」

▲子どもの遊び場にも……

▲筆記用具にウサギさん

 「日常の中で顔に見える写真展」では、上にあげた写真など、物の並び方や形などが何故か顔に見えてしまう写真が展示されました。ほかに、様々なモチーフのシールを使って自由に顔を作る「あなたもアルチンボルド!?」コーナー、複数の来場者の顔写真から個人差や個人情報を減らして「平均顔」を作成するコーナーなど、楽しく体験しながら顔の不思議について学べるコーナーが充実しており、子供から大人まで年齢に関係なく多くの人で賑わいました。
 今回の展示について、専任講師の木村先生は、「人にとって『顔』の認知は他の『物』の認知と明らかに異なる特徴があり、心理学的に極めて興味深いテーマ。そんな『顔』の認知について多くの人に広く知ってもらえたら」と語っていました。

▲ドアに見つけた「顔」

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記者紹介

加藤 すみれ(かとう・すみれ)
千葉県在住で現在は人間社会学部心理学科三年の学報委員長。
学報委員会に入ったきっかけは「文章を書くのが好きだから」であり、大学では文芸部にも所属している。趣味は読書とボードゲームと登山。
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投稿者:

fukaaki

近世文学、特に、仮名草子、近世日記文学を研究している。 昭和女子大学に勤務していたが、定年退職。現在、同大学名誉教授。 仮名草子は、特に、如儡子・斎藤親盛を研究。日記文学では、井関隆子の研究をしている。