仮名草子調査済作品

仮名草子調査済作品

  • 2019.09.03 Tuesday
仮名草子調査済作品

1 『可笑記』
2 『可笑記評判』
3 『浮世物語』 付、『明心宝鑑』
4 『女仁義物語』
5 『女式目』『儒仏物語』
6 『怪談全書』『恠談』『怪談録』『奇異怪談抄』『怪談録前集』『幽霊之事』
7 『奇異雑談集』
8 『仮枕』
9 『鑑草』
10 『江戸雀』
11 『堪忍記』(如儡子)
12 『百八町記』
13 『かさぬ草紙』
14 『かなめいし』
15 『枯杭集』
16 『鎌倉物語』
17 『葛城物語』
18 『堪忍弁義抄』(同写本)
19 『きくわく物語』
20 『きくのまへ』
21 『勧孝記』
22 『若輩抄』
23 『女訓抄』
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◆仮名草子(かなぞうし) (『日本古典籍書誌学辞典』一九九九年三月一〇日、岩波書店発行)

「仮名草子 かなぞうし 〈分類〉
近世初期、慶長(一五九六―一六一五)から天和(一六八一―八四)にかけての、約八十年間に作られた、小説を中心とする散文文芸の総称。この近世初期は、日本歴史の中でも代表的な啓蒙期であり、この時期に、漢字(振り仮名付き)交じり仮名書きの、通俗平易な読み物が次々と作られた。これら一群の文学的著作に与えられたのが「仮名草子」という名称で、その数は三百点にも達する。原本は、写本または版本(古活字本・整版本)として伝存するが、出版の黎明期にふさわしく、全体に版式もおおらかで、大きな本が多い。仮名草子は次の如く分類し得る。①啓蒙教訓的なもの(教義問答的なもの、随筆的なもの、女性教訓書、説話集的なもの、翻訳物)、②娯楽的なもの(中世風な物語、説話集的なもの、翻訳物、擬物語)、③実用本位のもの(見聞記的なもの、名所記的なもの、評判記的なもの)(野田寿雄説)。この分類からもわかる通り、仮名草子は複合ジャンルの如き性質をもっている。文学史的には、お伽草子→仮名草子→浮世草子と接続するが、これを小説の系列として考えるならば、小説以外の作品をどう扱うべきか、という問題が今後の課題として残されている。              (深沢秋男)
【参考文献】坪内逍遥・水谷不倒『近世列伝躰小説史』春陽堂、明治30年。水谷弓彦『仮名草子』水谷文庫、大正8年。水谷不倒『新撰列伝体小説史』前編、春陽堂、昭和7年。野田寿雄『日本近世小説史 仮名草子編』勉誠社、昭和61年。近世文学資料類従・仮名草子編・古板地誌編全61冊、勉誠社、昭和47―56年。仮名草子集成1―21、東京堂出版、昭和55―平成10年。野田寿雄校注『仮名草子集』上・下、日本古典全書、朝日新聞社、昭和35・37年。前田金五郎・森田武校注『仮名草子集』日本古典文学大系90、岩波書店、昭和40年。青山忠一・岸得蔵・神保五弥・谷脇理史校注『仮名草子集 浮世草子集』日本古典文学全集37、小学館、昭和46年。渡辺守邦・渡辺憲司校注『仮名草子集』新日本古典文学大系74、岩波書店、平成3年。深沢秋男・小川武彦・菊池真一「仮名草子研究文献目録(明治―平成)」菊池真一『恨の介 薄雪物語』和泉書院、平成4年。」

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◆仮名草子の範囲と分類  (早稲田大学蔵 資料影印叢書 国書篇 第39巻
仮名草子集 月報43、平成6年9月15日、早稲田大学出版部発行)

水谷不倒氏が「仮名草子」と命名してから既に百年が経過しようとしている。研究の進展と共に作品の数も次第に増加して、現在では、三百点に達する勢いであるが、これには、昭和四十七年完結の『国書総目録』が大いに与って力があったものと思われる。
この間、「仮名草子」という名称に対する検討や批判もあり、作品群の分類に関しても様々な意見が提出されて今日に及んでいる。
これは、現在、仮名草子として扱われる作品が、当時の書籍目録(寛文十年版)を見ると、「仮名仏書」「軍書」「仮名和書」「歌書 并 物語」「女書」「名所尽 道之記」「狂歌」「咄之本」「舞 并 草紙」等の各条に散在している事からも解るように、この名称が、いわゆる文学ジャンルとしての命名でなかった事と関連している。強いて言えば、複合ジャンルの如き性質をもっており、この事が、仮名草子の範囲や分類を複雑にしているように思う。
仮名草子の範囲を考える場合、留意すべき事項について、今、思いつくままに、列挙してみると以下の如くである。
①御伽草子との関連。
②浮世草子との関連。
③評判記(遊女・役者)との関連。
④軍書、軍学書との関連。
⑤咄本との関連。
⑥随筆的著作との関連。
⑦名所記、地誌、紀行との関連。
⑧教訓書、女性教訓書との関連。
⑨仮名仏書、仮名儒書との関連。
⑩注釈書(……抄)との関連。
⑪翻訳物、翻案物との関連。
これらの、各項目を具体的に検討してゆく時、各項相互の間に、出入りがあったり、この他に加えるべき項目があるかも知れない。
①の御伽草子との関連は、いわゆる上限の問題であるが、時期は、徳川開幕以後とし、それに、中世との過渡期としての、安土・桃山時代を含めて、一応考えておきたい。この項で注意したいのは、寛文頃の刊と推測される、渋川版の御伽草子を仮名草子に入れるという説のあることである。確かにこの一群の御伽草子は、近世初期に出版されることによって、より多くの読者に仮名草子と同時的に享受されたものであろう。また、写本→版本の過程で、異同も生じているであろう。しかし、文学作品の史的定着は、あくまで、その内容と成立時期によって評価し、位置づけるべきものと思う。これらの御伽草子は、中世的世界観の下で創られたものであり、これを近世の作品とするのは妥当と思われない。なお、写本を除外するが如き考えが一部に見られることであるが、これも、写本であると刊本であるとに関わりなく、この近世初期に創られた作品全てを対象とすべきものと思う。
②の浮世草子との関連は、下限の問題で、天和二年の西鶴の『一代男』の刊行を一つの目安にする事に異論はないようである。その場合も、仮名草子と一線を画する、浮世草子の新しい特色、傾向についても検討して、いずれに属するかを判断すべきものと思う。
③から⑥は、中世の御伽草子系統の、小説的な作品(草紙)とは、やや異なる、娯楽的、教訓的、実用的な作品群との関連である。これらの諸作品を仮名草子に入れるか否か判断する場合、まず、その文芸性が問われなければならないだろう。これについては、今後、一作一作、具体的に分析して、それぞれの作品の評価を判定する必要がある。
また、仮名草子は、小説的作品に限定すべきであるとしたり、さらに、小説に限定して、「近世初期小説」の用語を採用する、という意見も出されている。御伽草子→仮名草子→浮世草子と、これらを小説の系列として考える時、一応もっともな意見であると思う。しかし、そのように仮名草子を狭義に解し、他の作品を除くことは、研究史的観点から見て、時機尚早であると考える。現在、仮名草子とされている諸作品の具体的な調査、分析、評価等が十分になされているとは思えないからである。かつて、価値の低い作品は採り上げず、その事によって一つの評価を示す、という風潮があった。しかし、文学研究が科学である以上、そのような態度は、もはや、許されないであろう。一つ一つの作品の諸本調査と本文批評を行い、信頼すべき本文を確定し、それに基づいて、作品分析を行い、その属すべきジャンルを定め、文学的評価を出して、妥当な位置づけを行うべきである。
「仮名草子」という名称も、いずれは、その内容を整理し、物語、説話、随筆、紀行、評論等々に分離して、後続文学への展開をも視野に入れながら、改められる事になるかも知れない。ただ、今は、まだその時機ではないと思う。
仮名草子の分類に関しても、すでに多くの説が出されている。「いたずらに博捜を事として、書目の多きを誇り、分類・解説に憂き身をやつ」す、と厳しい批判もあったが、先学の分類の諸説は、仮名草子の実態を知る上で、非常に有益であった。
3種、3種13類、3種16類、5種9類、5種16類、6種、7種11類、8種、10種と、それらは、実に様々であるが、それだけ仮名草子の内容が、種々雑多で複雑であることを示している。私には、先学の諸説に対して、別の分類を提出する準備も力量も、現在のところは無い。ただ、分類の第一の基準は、やはり、ジャンルによるべきものと考える。
『分類の発想』の著者、中尾佐肋氏は、分類の精神を示すキーワードは、枚挙・網羅・水平思考であると言っている。現時点での仮名草子の研究は、依然として、未だ研究されていない作品を俎上に載せることであり、より多くの作品を見渡して、これらに通用する基準で分類することにあると思う。
「仮名草子」に該当する作品は、これをことごとく集成し、一作一作、研究を進めることが当面の目標であり、これらを分解、再編する作業は、次の世代の研究者に委ねることになるかも知れない。 (深沢秋男)」

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私の書誌的調査の方法

〔一〕所蔵者=所蔵の図書館名・文庫名・個人名等を記し、整理番号・記号、請求番号・記号等を記す。
また、この項に、閲覧・調査した年月日を明記した。
〔二〕体 裁=大本・半紙本・中本・横本等、巻、冊、袋綴等。
〔三〕表 紙=寸法、色、模様、空押模様、原表紙・後補表紙等。
寸法は全てミリを単位とする。原則として、縦はノド、横は天で測った。表紙の色は、色見本帳を参照した。
表紙の空押模様などには、卍つなぎ・毘沙門格子・唐草模様など様々なものがあるが、調査を始めた頃は、
経験不足のため、不明のものもあり、ノートには記録したが、発表段階で「空押模様」と略記した場合もある。
〔四〕題 簽=寸法、左肩・左上・中央上部等の位置、子持枠・双辺・単辺・無界等の枠の種類、原題簽・後補題簽・
書題簽、題簽題。
〔五〕序題・内題・目録題・尾題。
〔六〕匡 郭=四周単辺・無界(匡郭無し)、寸法(計測の位置は、序・目録・本文の1丁目とし、縦は1行目と2行
目の間、横は1字目と2字目の間で、匡郭の外側から外側までを測る。
〔七〕柱 刻(版心)=黒口・白口・線黒口・大黒口・細黒口、魚尾・花紋等、丁付、飛丁・又丁等。
〔八〕丁 数=巻一…O丁(内、序1丁、目録1丁)、巻五…〇丁(内、跋、2丁)、合計…O丁。飛丁・又丁。
〔九〕行 数=序、毎半葉O行、本文、毎半葉〇行。
〔十〕字 数=序一行約〇字、本文一行約O字。5丁~10丁を数えて平均を出す。
〔十一〕章段数=巻一…〇段、巻一…〇話など。
〔十二〕本 文=漢字交り平仮名・漢字交り片仮名・振り仮名・濁点・句読点(「、」「。」「.」「混在」「無し」
など)。
〔十三〕挿 絵=O丁表、O丁裏、〇丁裏・O丁表見開き、合計O図、内、開きO丁。
〔十四〕奥書、序・跋=〇巻〇丁裏、本文に続けて「……」
〔十五〕刊 記=〇巻〇丁裏、奥書に続けて「……」
〔十六〕蔵書印・書入れ=陽刻方形朱印・陰刻・縦長方形・円形・スタンプ・ラベル・朱筆・墨筆……。
〔十七〕その他=落丁・乱丁・破損・磨損・補修(裏打ち)。
〔十八〕他の諸本との関連=刊行の先後・刷の先後・覆刻・求版……。

私の仮名草子作品の諸本調査は、学生時代から始まっている。従って経験不足の状態で調査したものもあり、今、振り返ってみると、精粗の差もあり、調査基準にも変更がある。先学の御指導によって、多くの事を学んだが、反省点も少なくは無い。思いつくままに、留意点を列挙してみる。

◎調査図書館の順序……資料の所在確認には、岩波書店の『国書総
目録』が、非常に役立った。心から感謝している。仮名草子の諸
本調査をする場合の手順として、まず、国会図書館・都立日比谷
図書館などから始め、都内の大学図書館を閲覧した。法政大学図
書館には和本が皆無の状況だったので、学生時代から早稲田大学
図書館のお世話になった。三か月間の利用証をもらって、連日通
った。貴重書室の中沢氏には、早稲田の学生のように、貴重な御
指導を頂いた。次に、京都・大阪・仙台などの大学図書館・公共
図書館と進め、次に特殊図書館、個人所蔵へと進めた。手近な図
書館で、その本の特徴を把握して、地方の図書館の調査をすれば、
効果的であった。

◎同時調査の点数……仮名草子の諸本調査であるから、同時に、い
くつかの作品の調査をすれば、効果的のように思う。特に地方の
図書館の場合、時間的にも経費の点でも、その方が助かるのは確
かである。しかし、より正確な結果を求める時、不安になる。私
は、原則として、一作品に限定して調査した。効率よりも正確性
を求めたのである。同時に調査するのは、せいぜい二作品か三作
品までとした。当初は東京発の夜行の寝台特急を利用して、ホテ
ル代を節約した。その後、新幹線、飛行機が充実して、大いに助
かった。リニア新幹線が開発されれば、もっと便利になるだろう。
また、現在では、国文学研究資料館や各図書館等が、画像公開し
ていて、非常に便利になった。これらは、大いに活用すべきであ
るが、調査は、現物調査が原則である。画像の場合、不明な点が
多く、この点は注意すべきだと思う。

◎版か板か……寛永十九年版・山本五兵衛版・かぶせ版など使用さ
れるが、原本では「版」「板」などが使用されている。古活字版・整
版・木活字版などがあるので、私は「版」で統一している。「板」を
使っている人もあるが、古活字・木活字・銅活字・整版等の事を
考慮すると、「版」で統一した方が良いのではないかと考えた。

◎法の単位、センチ・糎・ミリ……一般に、糎・センチと表記して
いるが、私は最初からミリを採用している。五センチ五ミリを「五・
五センチ」と表記するよりも「五五ミリ」と表記する方が「・」が不要
で便利であるし、「五五・五ミリ」とミリの下の位の表記も簡単で
ある。

◎匡郭の寸法は内法か外側か・計測の位置……一般に、匡郭の内法
(内側から内側)で測ることも多いが、私は調査開始当時から、
外側から外側で測って統一している。版木の磨滅を理由に内法で
測るようであるが、内法で計測した場合は、版面全てが記録でき
ない。また、計測位置は、縦は1行目と2行目の間、横は1字目
と2字目の間を原則とした。巻一1丁表の様に、計測位置を決め
て計測しないと、かぶせ版などの寸法比較の判断が出来ない。

◎本文用紙の種類……本文用紙が、楮紙・麻紙等の記録は、同じ版
の刷の先後や版元を判断する上で非常に参考になる。紙を漉いた
時のすだれの糸の間隔などに注意した事もあった。しかし、私は
調査し始めた頃に用紙に関して注意していなかった関係で、これ
については、ノートのメモに留め、公表の書誌には記さなかった。
反省点のひとつである。

◎表紙などの色……藍色・紺色・青色・黒色・茶色・縹色・渋引き
など、様々な色の表紙がある。私は、色見本を持参して判断した。

◎表紙の空押し模様……卍繋ぎ・牡丹唐草・毘沙門格子など、様々
な模様がある。模様不確定の場合は「空押し模様あり」とした。

◎かぶせ版・覆刻版……『可笑記』や『女仁義物語』『鑑草』の諸
本を調べていると、この覆刻版の版木作製の方法に関して疑問が
生じた。従来、覆刻版は、既に刊行された本を解体して版下に使
用する、と言われていた。その方法では生じない現象が見られた
からである。元版を雁皮紙などの薄い紙で透き写しして、版下を
作る方法もあったのでないかと推測した。この点に関して、書誌
学辞典や解説書を整理しておきたい。

① 『日本書誌学用語辞典』川瀬一馬、一九八二年、雄松堂出版
「被(かぶせ)彫(ぼり) 版本を再版する場合、もとの摺本を新版の版木に張り付けて版下(はんした)として、そっくり原のまゝに彫版すること。覆(ふく)刻(こく)。」
② 『日本古典書誌学総説』藤井隆、一九九一年、和泉書院
「覆刻本(フッコクボン) 覆刊本(フッカンボン) 刊本を底本として模して再製刻した覆製本である。基とする版本を解体して一枚ずつにし、裏返して版木に貼って上から彫るので「被(カブセ)彫(ボリ)」という。」
③ 『日本書誌学を学ぶ人のために』廣庭基介・長友千代治、一九九八年、世界思想社
「覆刻版(ふっこくばん)(かぶせ彫) 覆刻版は、整版本または活字本を敷写(しきうつ)し(謄写)して、版下(はんした)に使い、整版本にしたものをいう。」
④ 『和本入門』橋口侯之介、二〇〇五年、平凡社
「……このように中国の本をもとにして作ることを翻刻(ほんこく)というが、とくに原本をそのまま板木に貼って彫る「かぶせ彫り」で作製した本は覆刻(ふっこく)という。……」
⑤ 『続和本入門』橋口侯之介、二〇〇七年、平凡社
「再板・重板で板木を彫りなおすときは、ふつう元の本を板下として利用する。それを板木に貼って用いるので「かぶせ彫り」というが、「敷(し)き写(うつ)し」といって、薄葉を上にあてて元の本をなぞって写していく方法(影(えい)写(しゃ))もあった。」

これらの解説の中では、⑤の橋口侯之介氏の説が妥当の様に思う。
●この覆刻版に関して、面白い思い出がある。昭和四十三年六月、
日本近世文学会春季大会で、私は、『可笑記』の諸本に関して発
表した。発表が終わり、質疑応答で、田中伸氏から反論が出され
た。寛永十九年版十一行本と十二行本の先後に関するものである。
私は、十一行行本が先という説であったが、田中氏は、十二行本
が先であると反論された。私の説明が要領を得なかったので、な
かなか納得してもらえなかった。司会の神保五弥氏から、時間が
無いので、あとは二人で話し合って下さい、と打ち切られてしま
った。昼休みに、田中氏が来て下さったので、参考資料を示して
説明申し上げ、ようやく了解して下さった。そんな事もあった。

◎刷の先後の判定……同じ版木で印刷されている場合、その先後を
判断するのは、一見、鮮明でシャープな印刷面のものは刷りが早
いものと判断できるが、これでは、感覚的な要素もあるので、私
は、印刷面の欠損箇所を比較して判断している。

◎調査年月日……調査年月日は必ず記録する。再度調査した場合は
再調査年月日、何度も調査した場合、最終調査年月日を明記した。
諸本調査の場合、調査年月日を明記しておくことで、以後焼失・
破損、譲渡などの対応に便利である。殊に個人などの場合は、以
後に売却したり、大学図書館などに移管されることもあるので、
記録しておけば参考になる。

◎物差……竹・ステンレス・布メジャー。「㎝」と刻印のあるもの。

◎複写台・カメラ……ニコン複写台。カメラは、ニコンF・ニコン
F801・ニコンF5・ニコンF6・ニコンD100・ニコンD30
0。レンズは、マイクロニッコール55ミリ・AFマイクロニッ
コール60ミリ・AF‐Sニッコール24~85ミリ他。原本の複写
では、初期の頃は露出に苦労した。大東急記念文庫・都立日比谷
図書館などでは失敗し、再度複写願いを出したこともあった。

三、調査済作品

これまで、私が調査した仮名草子作品のリストをメモしておきたいと思う。これらを『仮名草子の書誌的研究』として刊行したいと思っていたが、老齢となり、多分不可能だと思う。調査済みリストだけでも報告しておきたい。

【1】『可笑記』

一、 寛永十九年版十一行本

〔1〕 大阪女子大学図書館
〔2〕 小川武彦氏
〔3〕 香川大学図書館・神原文庫
〔4〕 九州大学国語学国文学研究室
〔5〕 京都大学図書館
〔6〕 京都大学文学部
〔7〕 国立公文書館・内閣文庫
〔8〕 後藤憲二氏
〔9〕 大東急記念文庫
〔10〕 東京大学教養学部第一研究室
〔11〕 東京大学図書館
〔12〕 平井隆太郎氏(平井太郎〈江戸川乱歩〉氏旧蔵)
〔13〕 横山重氏・赤木文庫
〔14〕 龍谷大学図書館
〔15〕 龍門文庫
〔16〕 早稲田大学図書館
〔17〕 渡辺守邦氏
〔18〕 鹿島則幸氏旧蔵・桜山文庫(昭和女子大学図書館現蔵)
〔19〕 深沢秋男 (現在、某氏に寄託、所在未詳)
〔20〕 ケンブリッヂ大学図書館・アストンコレクション(未見)
〔21〕 台湾大学図書館(未見)
〔22〕 岐阜県立図書館(未見)

二、 寛永十九年版十二行本

〔1〕 九州大学国語学国文学研究室
〔2〕 国立国会図書館
〔3〕 神宮文庫
〔4〕 日本大学図書館・武笠文庫
〔5〕 会津若松市立図書館(未見)

三、 無 刊 記 本

〔1〕 お茶の水図書館・成簣堂文庫・Ⅰ
〔2〕 お茶の水図書館・成簣堂文庫・Ⅱ
〔3〕 香川大学図書館・神原文庫
〔4〕 学習院大学国語国文学研究室
〔5〕 関西大学図書館
〔6〕 京都大学図書館・潁原文庫・Ⅰ
〔7〕 京都大学図書館・潁原文庫・Ⅱ
〔8〕 慶応大学図書館
〔9〕 国学院大学図書館
〔10〕 国文学研究資料館
〔11〕 実践女子大学図書館・黒川真頼・黒川真道蔵書
〔12〕 天理図書館
〔13〕 東京国立博物館
〔14〕 東北大学図書館・狩野文庫
〔15〕 名古屋大学国文学研究室
〔16〕 西尾市立図書館・岩瀬文庫
〔17〕 山岸徳平氏
〔18〕 龍門文庫
〔19〕 早稲田大学図書館
〔20〕 長澤規矩也氏旧蔵(昭和女子大学図書館現蔵)
〔21〕 大倉精神文化研究所附属図書館(未見)
〔22〕 岐阜大学図書館(未見)

四、万治二年版絵入本

〔1〕 秋田県立図書館
〔2〕 上田市立図書館・藤廬文庫
〔3〕 小川武彦氏
〔4〕 お茶の水図書館・成簣堂文庫
〔5〕 香川大学図書館・神原文庫
〔6〕 学習院大学国語国文学研究室・Ⅰ
〔7〕 学習院大学国語国文学研究室・Ⅱ
〔8〕 京都府立総合資料館
〔9〕 慶応大学図書館
〔10〕 国立国会図書館・Ⅰ
〔11〕 国立国会図書館・Ⅱ
〔12〕 佐賀大学図書館・小城鍋島文庫
〔13〕 鶴岡市立図書館
〔14〕 天理図書館
〔15〕 東京国立博物館
〔16〕 東京大学図書館・青州文庫
〔17〕 東北大学図書館・狩野文庫
〔18〕 東洋文庫・岩崎文庫
〔19〕 都立中央図書館・加賀文庫
〔20〕 中野三敏氏
〔21〕 山口大学図書館・棲息堂文庫
〔22〕 龍門文庫
〔23〕 早稲田大学図書館
〔24〕 横山重氏旧蔵・赤木文庫(昭和女子大学図書館現蔵)
〔25〕 カリフォルニア大学・東亜図書館(未見)
〔26〕 大英博物館・図書館(未見)
〔27〕 青森県立図書館(未見)

五、 その他(取合本、写本)

〔1〕 大阪府立中之島図書館
〔2〕 学習院大学国語国文学研究室
〔3〕 天理図書館
〔4〕 早稲田大学図書館
〔5〕 渡辺守邦氏
〔6〕 東京大学国語国文学研究室
〔7〕 甲南女子大学図書館
〔8〕 深沢秋男
●詳細は、①『近世初期文芸』12号(平成7年12月)、②同21号(平成16年12月)、③同35号(平成30年12月)参照。④「『可笑記』の本文批評」『近世初期文芸』1号(昭和44年12月)。

【2】『可笑記評判』

〔1〕赤木文庫(横山重氏)所蔵本(現在所在未詳)
〔2〕京都大学附属図書館所蔵本
〔3〕国立国会図書館所蔵本
〔4〕東京大学附属図書館所蔵本
〔5〕名古屋大学附属図書館所蔵本
〔6〕竜門文庫所蔵本
〔7〕早稲田大学図書館所蔵本
〔8〕 深沢秋男旧蔵本(現在所在未詳)

●詳細は、①『可笑記評判』(昭和45年12月25日、近世初期文芸研究会発行)、②『可笑記評判』上・中・下(近世文学資料類従・仮名草子編・21・22・23、昭和52年3月25日、勉誠社発行)、③『可笑記評判』(『浅井了意全集・仮名草子編 3』、平成23年5月、岩田書院発行)。

【3】『浮世物語』

一、十一行本

1 無刊記本
〔1〕京都大学文学部国語学国文学専修研究室所蔵本
2 京都 平野屋版
〔1〕都立中央図書館・東京誌料所蔵本
〔2〕都立中央図書館・特別買上文庫所蔵本
〔3〕吉田幸一氏所蔵本
3 京都 風月堂版
〔1〕赤木文庫・横山重氏旧蔵本(現在所在未詳)
4 京都 尚書堂版(広島大学附属図書館所蔵本)(未見)
5 延宝九年版(伝存未詳)

二、十四行本

1 江戸 松会版 (『浮世ばなし』と改題
〔1〕中京大学図書館所蔵本(赤木文庫旧蔵)
〔2〕吉田幸一氏所蔵本
2 大阪 丹波屋・田原屋版
〔1〕京都大学文学部国語学国文学専修研究室所蔵本
〔2〕東京大学附属図書館所蔵本
3 大阪 定栄堂版 (『続可笑記』と改題、
〔1〕国会図書館所蔵本
〔2〕天理図書館所蔵本
〔3〕筑波大学図書館所蔵本
〔4〕柳沢昌紀氏所蔵本  (未見)

三、写本

〔1〕国会図書館所蔵本
2 改題本『いかだ船』 (伝存未詳)
●詳細は、①『浮世ばなし 付・明心宝鑑』(近世文学資料類従、
仮名草子編12、昭和47年8月20日発行)。②『浅井了意全集 仮名草子編1』(平成19年8月、岩田書院発行)。

付 『明心宝鑑』

『明心宝鑑』の諸本については、すでに前田金五郎氏、及び、LGクノート、白石晶子両氏の調査がある。その後、私の調査し得たものを加えて整理すると次の通りである。

{、明心宝鑑 ファン=コーボ使用の写本
上智大学・キリシタン文庫(複製本)
二、明心宝鑑正文 明版
内閣文庫
三、明心宝鑑定本 明版
尊経閣文庫
四、明心宝鑑 清版
松平文庫
五、新校明心宝鑑正文 清版
日比谷図書館・加賀文庫
六、新刻全本明心正文 清版か
国会図書館
七、明心宝鑑抄 朝鮮版
京都大学図書館・谷村文庫
東洋文庫 早稲田大学図書館
八、明心宝鑑正文 和刻本 寛永八年版
お茶の水図書館・成簣堂文庫
香川大学図書館・神原文庫
関西大学図書館・泊園文庫
京都大学図書館
伊達文庫
東北大学図書館・狩野文庫
内閣文庫
長澤規矩也氏
前田金五郎氏
松平文庫
龍谷大学図書館
九、イスパニア語版
Beng Sim Po Cam ファン=コーボ訳(一五九二年)
上智大学・キリシタン文庫(複製本)
Ming Sim Pao Kien フェルナンデス=デ=ナヴァレテ訳
(一六七六年)
東洋文庫
●詳細は、①『浮世ばなし 付・明心宝鑑』(近世文学資料類従 仮名草子編12、昭和47年8月20日、勉誠社発行)、②『浅井了意全集 仮名草子編1』(平成19年8月、岩田書院)

【4】『女仁義物語』

十三行本
万治二年山本九兵衛版
〔1〕大東急記念文庫蔵本
〔2〕筑波大学附属図書館蔵本
万治二年井上平兵衛版
〔1〕東洋文庫(岩崎文庫)蔵本
〔2〕京都大学文学部国語学国文学専修研究室蔵本
無刊記本
〔1〕お茶の水図書館(成簣堂文庫)蔵本

十四行本
無刊記本
〔1〕慶応義塾大学図書館蔵本
〔2〕国立公文書館(内閣文庫)蔵本
〔3〕国立国会図書館蔵本
〔4〕東京大学総合図書館(霞亭文庫)蔵本
寛文四年松会衛版
〔1〕東京国立博物館蔵本
無刊記松会衛版
〔1〕国立国会図書館蔵本
〔2〕早稲田大学図書館蔵本
▲天理図書館蔵本

十六行本
延宝二年亀屋版
〔1〕慶応義塾大学図書館蔵本
注 ▲印の天理図書館蔵本は、諸種の事情で未見であるが、
青山忠一氏の調査に従って組み入れた。
●詳細は、『近世初期文芸』8号(平成3年12月)。

【5】『女式目』『儒仏物語』

『女式目』

無刊記本
〔1〕東京大学総合図書館蔵本・Ⅱ
〔2〕東京大学総合図書館蔵本・Ⅰ
〔3〕お茶の水図書館(成簣堂文庫)蔵本
〔4〕香川大学附属図書館(神原文庫)蔵本
〔5〕京都大学法学部図書室蔵本(整理記号番号なし)
〔6〕宮内庁書陵部蔵本
〔7〕謙堂文庫(石川松太郎氏)蔵本

寛延四年版
〔1〕京都府立総合資料館蔵本
〔2〕徳島県立図書館(森文庫)蔵本

写本
〔1〕早稲田大学図書館蔵本

女式目(『本朝女鑑』再編本)
〔1〕国立国会図書館蔵本

儒仏物語
〔1〕東京大学総合図書館蔵本

一、無刊記本について
二、寛延四年版について
三、無刊記本と『儒仏物語』について
四、『本朝女鑑』再編本『女式目』について
五、複製本・翻刻本について
●詳細は、『近世初期文芸』9号(平成4年12月)。

【6】『怪談全書』『恠談』『怪談録』『奇異怪談抄』『怪談録前集』『幽霊之事』

一、『怪談全書』の諸本
〔一〕、元禄十一年版・Ⅰ
① 大阪府立中之島図書館蔵本
② 都立中央図書館・加賀文庫蔵本
学習院大学日本語日本文学研究室蔵・B本
③ 京都大学附属図書館蔵本
東洋大学附属図書館・哲学堂文庫蔵本
〔二〕、元禄十一年版・Ⅱ
学習院大学日本語日本文学研究室蔵・A本
国立国会図書館蔵本
長澤孝三氏蔵本(長澤規矩也氏旧蔵)
早稲田大学図書館蔵本
〔三〕、享保六年版『異朝怪談故事』(改題、求版本)
都立中央図書館・特別買上文庫蔵本
香川大学附属図書館・神原文庫蔵本
〔四〕、寛保二年版『怪談全書』(改題、求版本)
宮内庁書陵部蔵本
〔五〕、無刊記本『怪談全書』
国文学研究資料館蔵本
龍谷大学大宮図書館蔵本

二、『恠談』の諸本
〔一〕、島原市立図書館・松平文庫本(片仮名本)
〔二〕、長澤孝三氏所蔵本(平仮名本)
〔三〕、東洋大学附属図書館・哲学堂文庫本(平仮名本)

三、『怪談録』の諸本
①、長澤孝三氏蔵本(長澤規矩也氏旧蔵)
②、東洋大学附属図書館・哲学堂文庫本

四、『奇異怪談抄』の諸本
天理図書館蔵本

五、『怪談録前集』の諸本
天理図書館蔵本

六、収録順序一覧と諸本系統図
●詳細は『近世初期文芸』10号(平成5年12月)。

【7】『奇異雑談抄』

写 本
〔一〕、吉田幸一氏蔵本
〔二〕、無窮会平沼文庫本
〔三〕、島原松平文庫本

刊 本
〔一〕、天理図書館蔵本
〔二〕、国会図書館蔵本
〔三〕、早稲田大学図書館蔵本
●『仮名草子集成 21』(平成10年3月20日)。ここでは、『集成』の基準によって記載。詳細はノートにあるが未発表。

【8】『仮枕』

〔一〕、島原市立図書館・松平文庫蔵本
●『仮名草子集成 21』(平成10年3月20日)。ここでは『集成』の基準によって記載。詳細はノートにあるが未発表。

【9】『鑑草』

■正保四年版系統
一、 正保四年風月宗知版
〔1〕中江藤樹記念館蔵・A本
〔2〕謙堂文庫(石川謙氏旧蔵・石川松太郎氏蔵)蔵本
〔3〕筑波大学図書館蔵本
〔4〕東京大学図書館蔵・A本
〔5〕東京大学図書館蔵・B本
〔6〕中江藤樹記念館蔵・B本
▲初智艸堂文庫本(田中初太郎氏蔵)未見

二、万治二年伊吹権兵衛求版
〔1〕中江藤樹記念館蔵・A本
〔2〕中江藤樹記念館蔵・B本
〔3〕中江藤樹記念館蔵・C本

三、寛文九年西沢太兵衛求版
〔1〕国会図書館蔵本
▲岐阜市立図書館蔵本 未見

四、天明元年尾張屋勘兵衛求版
〔1〕東京大学図書館蔵本
〔2〕早稲田大学図書館蔵本

五、無刊記版
〔1〕中江藤樹記念館蔵本
〔2〕京都大学図書館蔵本
〔3〕国会図書館蔵本
〔4〕佐賀大学図書館小城鍋島文庫本
〔5〕都立中央図書館・井上文庫本
〔6〕都立中央図書館・東京誌料本
〔7〕福島県立図書館蔵本

六、寛政元年松村九兵衛等求版
〔1〕国会図書館蔵本

■延宝三年版絵入本系統
一、延宝三年福森・村田版
〔1〕京都大学図書館蔵本
〔2〕お茶の水図書館・成簣堂文庫本
〔3〕国文学研究資料館蔵本
〔4〕中江藤樹記念館蔵本

二、無刊年記福森・村田版
〔1〕大阪女子大学図書館蔵本
〔2〕香川大学図書館・神原文庫本

三、無刊記植村求版
〔1〕金沢大学図書館蔵本

四、無刊記版
〔1〕学習院大学図書館蔵本
▲岐阜市立図書館蔵本 未見

五、 その他
〔1〕京都大学文学部蔵本
〔2〕中江藤樹記念館蔵・A本
〔3〕中江藤樹記念館蔵・B本
〔4〕中江藤樹記念館蔵・C本

◎写本
〔1〕静嘉堂文庫蔵本
●詳細は『近世初期文芸』11号(平成6年12月)

【10】『江戸雀』

一、初印本
〔1〕 赤木文庫(横山重氏)蔵本・Ⅰ

二、後印本・1
〔1〕 東洋文庫・岩崎文庫蔵本・Ⅰ

三、 後印本・2
〔1〕 赤木文庫(横山重氏)蔵本・Ⅱ
〔2〕 京都大学附属図書館蔵本
〔3〕 国立公文書館・内閣文庫蔵本
〔4〕 国立国会図書館蔵本
〔5〕 静嘉堂文庫蔵本
〔6〕 天理図書館蔵本
〔7〕 東京教育大学附属図書館蔵本
〔8〕 都立中央図書館・加賀文庫蔵本
〔9〕 東洋文庫。岩崎文庫蔵本・Ⅱ

四、 写本
〔1〕東京大学附属図書館・南葵文庫蔵本
〔2〕都立中央図書館・東京誌料蔵本
〔3〕東北大学附属図書館・狩野文庫蔵本
〔4〕西尾市立図書館・岩瀬文庫蔵本
●詳細は『江戸雀』(近世文学資料類従・古板地誌編9、昭和50年11月23日)

【11】 『堪忍記』(如儡子)

〔1〕 福井県立図書館・松平文庫蔵本
〔2〕 国立公文書館・内閣文庫・和学講談所本
〔3〕 国立公文書館・内閣文庫・昌平坂学問所本
●詳細は『近世初期文芸』6号(平成元年10月31日)、同7号(平成2年12月20日)、『芸文稿』8号(平成27年7月1日)、同9号(平成28年7月1日)。

【12】『百八町記』

一、無刊記本
〔1〕酒田市立図書館・光丘文庫本
〔2〕京都大学附属図書館・潁原文庫本(複写物により確認)
〔3〕国文学研究資料館本(複写物により確認)
〔4〕国会図書館本(複写物により確認)
〔5〕東京大学図書館本(複写物により確認)
〔6〕宮城県図書館・青柳館文庫本(複写物により確認)

二、寛文四年五月、中野道伴版
〔1〕佐賀大学附属図書館・小城鍋島文庫本
〔2〕都立中央図書館・東京誌料文庫本(複写物により確認)
〔3〕広島大学図書館本(複写物により確認)
〔4〕早稲田大学図書館本(インターネットにより確認)
〔5〕台湾大学図書館本(仮名草子選集に拠る)

三、刊年未詳、中川茂兵衛・中川弥兵衛版
〔1〕京都大学吉田南総合図書館本(複写物により確認)

四、寛文四年、銭屋三良兵衛版(儒仏二教水波問答)
〔1〕京都大学附属図書館・潁原文庫本(複写物により確認)

▲未確認本
小平市立図書館・久下文庫本(国文研のデータベース) 無刊記本
天理図書館(仮名草子零本雑集)本、巻一(天理目録) 無刊記本
バークレー・三井文庫本(国文研のデータペース)   無刊記本
秋田県立図書館本(秋田県立目録)           中野版
天理図書館(仮名草子零本雑集)本巻三~巻五(天理目録)中野版
天理図書館(仮名草子零本雑集)本巻四欠(天理目録)  中野版
バークレー・東亜細亜図書館本(国文研のデータベース) 中野版
名古屋大学図書館・岡谷文庫本(一冊、国書総目録)
●詳細は『近世初期文芸』33号(平成28年12月25日)

【13】『かさぬ草紙』

〔1〕 神宮文庫蔵本
〔2〕 名古屋大学附属図書館・皇学館文庫
●『仮名草子集成18』(平成8年9月20日)。ここでは『集成』の基準によって記載。詳細は未発表。

【14】『かなめいし』

〔1〕 大洲市立図書館・矢野文庫蔵本
〔2〕 国立国会図書館・阿波国文庫蔵本
〔3〕 高知県立図書館蔵本
●『仮名草子集成18』(平成8年9月20日)。ここでは『集成』の基準によって記載。詳細は未発表。

【15】『枯杭集』

一、西村絵入本
〔1〕 大東急記念文庫蔵本

二、求版本
〔1〕 国立国会図書館蔵本
〔2〕 東北大学附属図書館蔵・狩野文庫本
〔3〕 天理図書館蔵本
〔4〕 東京国立博物館蔵本
●『仮名草子集成18』(平成8年9月20日)。ここでは『集成』の基準によって記載し、詳細は未発表。

【16】『鎌倉物語』

一、万治二年安田十兵衛求版 大本
〔1〕東京大学総合図書館蔵本
〔2〕 国立公文書館・内閣文庫蔵本

二、 元禄十三年須原屋茂兵衛求版 大本
〔1〕国立公文書館・内閣文庫蔵本

三、 享保二十年小川求版 小本

四、 宝暦二年須原屋求版 小本
〔1〕東京大学総合図書館蔵本
●『仮名草子集成18』(平成8年9月20日)。ここでは『集成』の基準によって記載。詳細は未発表。

【17】『葛城物語』

1、葛城物語
〔1〕大阪女子大学図書館蔵本
〔3〕 大阪府立中之島図書館蔵本

二、役行者縁起 貞享五年菱屋治兵衛版
〔1〕国会図書館蔵本
●詳細は『仮名草子集成19』(平成9年3月10日)。ここでは、『集成』の基準によって記載。詳細は未発表。

【18】『堪忍弁義抄』

一、慶安四年版
〔1〕小川武彦氏蔵本
〔2〕玉川大学図書館蔵本
〔3〕筑波大学図書館蔵本
〔4〕国会図書館蔵本

二、承応二年写本
〔1〕深沢秋男蔵本(平成14年12月現在)
●詳細は『近世初期文芸』19号(平成14年12月)。

【19】『勧孝記』

〔1〕龍国谷大学大宮図書館蔵
●詳細は『仮名草子集成20』(平成9年8月30日)。ここでは、『集成』の基準によって記載。詳細は未発表。

投稿者:

fukaaki

近世文学、特に、仮名草子、近世日記文学を研究している。 昭和女子大学に勤務していたが、定年退職。現在、同大学名誉教授。 仮名草子は、特に、如儡子・斎藤親盛を研究。日記文学では、井関隆子の研究をしている。