ハザードマップ

ハザードマップ

  • 2019.10.12 Saturday
ハザードマップ

●台風19号、今夕襲来、ということで、郷里、身延町のHPを見たら、避難勧告が出ていた。私の実家は、日本三大急流のひとつ、富士川が目の前、という場所にある。今は、当然避難していると思う。

●中学生の頃も、大雨で、富士川は前の県道すれすれまで増水した。私の兄などは、無謀にも富士川に飛び込んで、流れてくるエモノを拾っていた。

●私は、小学6年生の時、クラス全員で、赤井先生に連れられて、富士川へ泳ぎに行った。その時、私は渦に巻き込まれて、水の底に沈んだ。気絶して、浮き上がった時、赤井先生が助けてくれた。大きい岩の上で、息を吹き返さなければ、今の私は無い。

●私の家は、県道沿いに1軒あり、少し奥に母屋があった。私が東京へ出た時、大洪水が襲って、県道沿いの富士川に近い家が流された。この家に、私が高校生の頃に読んだ、日本文学全集や世界文学全集が置かれていたが、全部流されてしまった。

●当時、実家を管理していた、長姉が、その大水の前に、私の小学校~高等学校の卒業証書、成績表など、一括送付してくれていたので、幸いにも、それらは、今も手元にある。

●台風が来るたびに、多くの人々が被害に合う。そんな大川の側に住まなければいいのに、とは思う。しかし、そこに生れて、そこで育ったのだから、そこに住むことになる。故郷とは、そういうものだ。

◆身延町のハザードマップ

◆昔の私の家。富士川の対岸から撮った。
左の、バスの裏にある三角屋根の家が流された。
右に在るのが母屋。現在は、建て替えられている。

投稿者:

fukaaki

近世文学、特に、仮名草子、近世日記文学を研究している。 昭和女子大学に勤務していたが、定年退職。現在、同大学名誉教授。 仮名草子は、特に、如儡子・斎藤親盛を研究。日記文学では、井関隆子の研究をしている。