人の一生 1935~2019

人の一生 1935~2019

  • 2019.11.17 Sunday
人の一生 1935~2019

●人は、この世に生を享けて、この世を去るまでに、何をして、後世に何を遺すか。人それぞれに意志があり、また、周りの環境にも影響を受けて、100人いれば、100の生き方がある。皆、同格である。それが、人間の尊厳だろうと思う。

●私と同じ年に生まれてきた人に、大江健三郎、小澤征爾などがいるが、私は誇りに思っている。この様な偉大な方々と、同じ年に生まれたのか、と嬉しくなる。

●私だって、今、振り返れば、甲斐の国の片田舎で、写真屋をやっていたかも知れない。村役場の職員を全うしたかも知れない。佐藤秀工務店の現場監督になっていたかも知れない。

●それが、たまたま読んだ仮名草子、『可笑記』に魅せられて、最晩年まで付き合うことになった。たまたま出会った、全く無名の女性の日記に出会って、これに付き合うことになった。全く関係のない、佐渡奉行・鈴木重嶺に、たまたま出会って、これを定着したいと動いた。全て〔たまたま〕だった。

●今、振り返ると、小さいな、とつくづく思う。

投稿者:

fukaaki

近世文学、特に、仮名草子、近世日記文学を研究している。 昭和女子大学に勤務していたが、定年退職。現在、同大学名誉教授。 仮名草子は、特に、如儡子・斎藤親盛を研究。日記文学では、井関隆子の研究をしている。